パソコン部
第38回全国パソコン技能競技大会で「全国3位」入賞
令和6年8月9日(金)、第38回全国パソコン技能競技大会が名古屋で行われました。今年は例年通り、名古屋中小企業振興会館で開催されました。
大会当日は、全国から52チーム、327名の選手が参加しました。選手は専門学校生やパソコンスクールなどの生徒もいますが、多くは商業高校や普通高校の生徒です。今年度の出場校で特別支援学校は、本校のみでした。
11年前に初めて団体で参加し、青峰学園の出場は12回目です。出場し始めた頃は「参加することに意義がある」という考えでしたが、近年は入賞を意識して練習を重ねています。大会当日、生徒たちは緊張感が高まる雰囲気の中で競技に挑みました。日本語ワープロ競技に6名が参加し「全国3位」に入賞することができました。過去には第31回と第32回の大会でも入賞したことがあり、今年も目標にしてきました。6年ぶりの入賞を生徒と一緒に喜ぶことができました。応援として1年生が見学に行くのが「青峰スタイル」です。1年生の見学者は「来年は選手としてここに来るぞ」と固く心に誓うことで1年間頑張れるからです。今年は1年生4名が参加し、保護者も合わせて大人数での参加となりました。
また、本校パソコン部のOBが昨年と同様に「青峰会」というチームで参加しました。例年通り、1か月前から練習が始まりました。
エントリーした卒業生の多くは社会人として企業で働いています。会社の休みである土曜日と日曜日に集まって、練習する日もありました。平日に仕事が終わってから、時間を見つけて練習する卒業生もいました。集まった卒業生は、9期生から13期生まででした。以前はもっと前の卒業生が集まっていたのですが、一部を除いて世代交代したのを実感しました。
直接顔見知りでないメンバーもいましたが、みんなの想いはただ一つ。それは“団体入賞”でした。第33回と第34回に卒業生チームで参加し、連続で「全国2位」に入賞しています。昨年の第37回にも出場し、情報処理技能競技で「団体3位」に入賞することが出来ていました。今年も出場し、「団体3位」に連続で入賞することができました。
パソコン技能競技大会では、個人の力が試されると共に、チームの団結力が不可欠です。今回の入賞は、一人一人の努力とともに、青峰学園パソコン部の在校生同士はもちろん、卒業生と在校生がお互いに教え学び合う「切磋琢磨」が結実したものだと思います。
授業では、教材として日本情報処理検定協会主催の検定試験の内容を勉強しています。
・日本語ワープロ検定
・情報処理技能検定 表計算
・情報処理技能検定 データベース
・文書デザイン検定
・ホームページ作成検定
・プレゼンテーション作成検定
・文書入力スピード認定 日本語
・文書入力スピード認定 英語
次のステップとして、MOS(Microsoft Office Specialist)やITパスポート試験等の勉強をしている生徒もいます。
活動曜日:月、火、木、金曜日
部員数:17名(6月1日現在)
過去の実績
第31回 日本語ワープロ競技 全国3位
第32回 日本語ワープロ競技 全国3位
第33回 情報処理技能競技 全国2位(卒業生)
第34回 情報処理技能競技 全国2位(卒業生)
第37回 情報処理技能競技 全国3位(卒業生)
第38回 日本語ワープロ競技 全国3位 情報処理技能競技 全国3位(卒業生)
昨年度、会長特別賞(8種目1級)在校生3名 卒業生2名 計5名(全国51名中)